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デザイン知識を上げる!カラー印刷の色校正や網点を見るルーペを紹介

こんにちは!

今回は拡大して印刷の網点が見れるルーペについて紹介します!

ルーペで網点を見たことがありますか?
実はいつも見ている雑誌やチラシなど印刷されているものは大体が網点と言って点がたくさん集まってできているんですよ!細かすぎる点の集まりだから、人間の目では点だとは判別できないですよね。

「ホントに~?」と思った方も普段そんなこと気にした事がなかった方も、ルーペで拡大してみると新しい世界が見えます!(笑)
そしてデザインをしていてもあまり見た事がないって方もいるのではないでしょうか?

今回はルーペで拡大して見える網点についての解説とルーペを紹介していきます!
一見デザインとは関係なさそうな網点について知る事でデザインする時にも役立ちます!

おどたま
おどたま
より深いデザイン知識を身につけることができますよ!

見る前の基礎知識

まずはルーペで見る前に知っておくといい基礎について解説します。

ねこさん
ねこさん
ルーペで何を見るの?
かえるくん
かえるくん
印刷されたものがどうやって見えるのかがわかるんだよ!
かえるくん
かえるくん
実はアレ小さな点が集まっているんだよ!
ねこさん
ねこさん
点の集まりなの!?

網点(アミテン)とは

細かい点が網目のようになっているので【網点】と呼ばれます。
そしてチラシや雑誌など大体の印刷物はCMYKの4色が掛け合わさってカラフルに見えるようになっています!

CMYKとは、シアン(C)マゼンタ(M)イエロー(Y)ブラック(K)の色のことです。

つまり基本4色しか使ってないんです!そしてこの4色の点の集まり具合でカラフルな色に見えてしまっているんですね!

人間の目は意外と大雑把に見ているそうなので、それっぽい色と認識して色を感じている状態になります。なので4色の密度の違いで色の見え方が変わってきます。

例えば

絵の具で青と黄色を混ぜると緑色になるように、C(水色っぽい色)とY(黄色)の網点にすれば、緑色に見えてしまいます!

これらは主に【オフセット印刷】という印刷方法で刷られていたりします。デザインする媒体によっては知っておくといい事もありますので参考にどうぞ。

色校正

印刷物のデザインをしているとほとんどと言っていいと思いますが、確認のために印刷の見本がきます。印刷の仕上がりの確認はデザインする上では重要な部分です。

画面で見ていた色が印刷した時にイメージ通りの色になっているかを確認します。色味が違うことでデザインの印象も変わってしまいますので、しっかり確認するようにしましょう!

知っておくといいのは見る環境によっても色の見え方が変わってくるということです。
太陽光と蛍光灯の下では色の印象が変わるのがよくわかると思います。

見ている環境で色の印象が変わることを知っておくと、色の校正をする時に暗かったり明るかったりの調整をするときにも役立ちます。

ドットゲイン

【ドットゲイン】と呼ばれる網点の点が大きくなってしまうというにじみ現象があります。そうすると点のにじみによって色が濃く見えてしまいます。

高い倍率のルーペで見ればドットゲインが見やすいと思いますが、印刷の専門的な知識がないとどうすればいいのかよくわからないと思いますので、校正としては「もう少し明るく」などと伝えたほうがいいでしょう。

季節によってもにじみ具合は変わります。印刷会社によって変わると思いますが、夏の方がにじみやすいみたいです。人と同じで暑さでダレるイメージですね!(笑)

ぷろねこ
ぷろねこ
毎回同じ色で作っているのに、色の濃さが変わる事もあると覚えておくといいでしょう!

ルーペで見てみよう!

ルーペで拡大して見るとCMYKの点が重なっていることがよくわかります!
普段見ている印刷物がどういう点の重なりで見えるのかをチェックしてみましょう!

例えば、水色の文字だったら白地にC(シアン)の点だけがあるのがわかります。背景が赤だったら、M(マゼンタ)とY(イエロー)の点が掛け合わさっています。
それぞれの色の点の密集度で色の違いが出てるのがわかるかと思います。グラデーションになっているところは密度の違いがわかりやすいと思います!

実際にこういった網点の技術を再現するようなデザインで見え方の印象を変える表現もできますので、新しい感覚を身につけることができるのではないでしょうか。

おどたま
おどたま
最初に網点を見た時は「こんなふうになってたんだ!」と驚きます!

自分の作ったものが印刷されてきて、細かい部分をルーペで見てみると色の見え方に感動しますよ!

網点を見るだけなら画像検索でも見れますが、実際に自分の目で見て体験してみると一味違います!自分の持っている本をいろいろ見てみたくなりますよ!

マイルーペを手に入れよう!

ねこさん
ねこさん
どんなルーペがいいのかな?
かえるくん
かえるくん
いくつか紹介するね!

まずは体感するために安価なものでもいいと思います。網点を印刷の専門的には見たりしないので50倍とか高倍率なものは必要ありません。

20倍、25倍くらいが見やすくていいと思いますが、10倍でも点になっているのは見えるので手に入れやすいものでいいと思います。

 

PEAK ルーペ10×


10倍のルーペ。安定感もあって見やすいですね!

 

 

ピーク  ルーペ15×


15倍の拡大は見える範囲もちょうど良くオススメです!

 

 

PEAK ポケットマイクロスコープ 25倍


ペン型は持ち運びにも便利でスマートに取り出せます!

 

 

拡大鏡 ルーペ G 折りたたみ式


折りたたみ式は携帯にも便利です。

まとめ

おどたま
おどたま
どうでしたか?ルーペで拡大して見たくなってきたのではないでしょうか?(笑)

紙の質によっても見え方が変わってくるのでいろいろ見てみると参考になります。新聞紙みたいなものですと目のいい人なら肉眼でも見えなくもないです(笑)ベタに塗られているのではなくて粒々がかろうじてわかるかもしれません!

それとそこまで気にする事はないと思いますが、仕組みを知った上でデザインするのと知らないのでは視野も広がりますし意識も変わります。

私の場合は「このイラストはこんな網点をしてるのかー」「この背景はC80%Y50%だな」など見てるだけでも楽しいですが(笑)
その時々で自分に合ったルーペを持ってみてもいいかもしれませんね!

みなさまに少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!