こんにちは!
今回はデザインって本当に重要なのか疑問に感じていたり、デザインの必要性について知りたいという初心者デザイナーさんに向けた記事になります。
デザインをするにあたってデザインの重要性を知っていることで、よりよいデザインを作れるようになり自立した考え方をもち自信がつくようになれるでしょう!
デザインは必要なのか、デザインすることの意味とは、デザインすることで何が変わるのかというような部分を掘り下げていきたいと思います。
デザインは必要だからある!
デザイン自体がまったく必要のないものであれば、そもそも全部見た目が同じようなものになってもいいということになります。
でもそんなの面白くないですよね!?単純にデザインが面白いからっていうだけでも必要だと言えます!
そしてデザインを変えたことで商品の売り上げが大きく変わったということはよくあるように、デザインが人の購買意欲や興味をそそるために重要な要素を含んでいることになります。
パッケージやジャケットだけで買いたいと思ったことはないですか?
ジャケ買いってやつです!私もよくやってます(笑)
それぐらいデザインによって買うか買わないかの影響がでるものなのです!
デザインをすることで他のものとは違うということが認識でき、さらにデザインによってそれを買うかどうか決める要素にもなりえます。
デザイン1つでまるで違った印象を与えられるので、いかにデザインが重要な役割をもっているかが分かります。
デザインは情報を美しくするもの!
デザインは情報を美しく伝えるためにも重要な役割をもっています!
伝えたい部分を見やすくして、情報を理解しやすく整理する。
そして見た目も目的の意図に応じて華やかにしたり、派手にしたり、シンプルにしたりと雰囲気に合わせて作っていく。
それはただ情報を伝えるという部分を超えて、感情に訴えかけるような意味合いが込められているのがデザインなのではないでしょうか。
美しいものには目を惹かれることがあると思います。美術品とかとは違いますが、デザインの美しさにも少し同じものを感じます!
見る人の感覚を大事にしよう!
デザインをするという点でいうと相手に見てもらうという前提が大体だと思います。
そのデザインがどう見えているかは作り手からの視点だと「伝わっているだろう」となってしまいがちです。
見る人の視点になってちゃんと伝わっているか、意図した情報として成り立っているのかも常に意識していくほうがいいでしょう。
自分が実際に使っている側に立ってみると見えてくるものもあります。誰が見ても伝わっているように意識することで見やすかったり、使いやすいデザインとして洗練されていくと思います。
そのためにはデザインの知識と経験がある程度必要になってくると思います。
個性はアートのようなもの!
デザインは芸術や美術といったアートなものとは少し違います。あくまで理論的に文字や写真などの大きさや配置を組んでいるので、自己表現ではありません。
美術品としてなら自分が美しいと感じる要素だけを詰め込んで作品にしてもいいと思います。
自分の表現オンリーというものがアート作品のようになってしまって、デザインというものから離れてしまっているのかもしれません。
デザインで個性を出すことはいいと思います。その人がやったデザインだなってなんとなくわかることもあります。
あくまでデザインは自己表現ではなくて、情報を伝えることを忘れずにやっていきましょう!
目立つデザインとは!
デザインについて考えると目立つデザインについて考えさせられることはよくあります!
クライアントなどから「目立つデザインにしてほしい」と言われることがよくあるんですが、「目立つデザインってなんだ!?」と最初によく思ってました(笑)
なぜなら、ただ単に視認性の高いものなのか、周りとは違って目を引くものなのかだとデザインの方向性がまるで違いますし、そもそも情報を伝えやすくしているのがデザインなので「見てもらうことを前提に作ってますよ!」と言いたくなります(笑)
この安易な目立つようなデザインってものを作り続けていると、なんだか「こんなんでいいだろ」みたいな感じで考えずに作るようになってしまいがちなので、そうならないためにもデザインの意味を一度考えるといいと思います。
そのデザインが一体何のためにデザインされているのかという部分を意識することで、デザインが活きてくるのだと思います。
楽しいと感じるデザイン!
これは少し抽象的かもしれませんが1つの意見として参考にしてください。
デザインだけじゃないかもしれないですが、デザインすることを楽しんでいることでデザイン自体にも楽しさが乗るのだと思います。
なんというか楽しいというエネルギーが作り手にあると作品にも表れているように感じます!芸術の分野だとそういうものが多いと感じませんか?
なによりも自分がデザインを楽しんでいることが、本当のデザインとして最高の状態で情報を伝えるツールになるのではと思います!
楽しもうとするだと今はまだ楽しくないと思っています。もしつまらないと感じていたら、その「つまらない」ごと楽しむという感じです!
今みなさんからのたくさんの「?」を感じています(笑)
「つまらない」と感じていることを味わっているという「今」を楽しむことで、どんなデザインにしろ楽しいという感覚で作ることができ、それを見た人にも楽しいと感じさせることができます。
楽しいと感じさせることができれば、その情報から行動を起こさせやすくなり結果的に最高のデザインになるのではと思います!
まとめ
デザインの考え方は人それぞれで、1人1人のデザイン論があると思います。
でもそれがいいと思います。みんながそれぞれ自分の思うデザイン論を持つ事で、多様性が生まれ様々なデザインが生まれています。
もちろん今回の記事の内容も私個人の意見としてのデザイン論です。
その1人1人のデザイン論を突き詰めていくことで、自分のデザインに出会えるのだと思います。
デザインは芸術や美術のようなアート作品ではないというけれど、どこかで自分の表現を入れたいと感じていると思っています。
芸術品のような、伝統を守りつつ新しいアプローチで新しい形を生み出したいというような願望をデザイナーももっていると思います。
自分を出さずにデザインをすることは否定するものではないし、デザインの本質から考えても間違ってはないと思います。
ただ、デザインをしていると自分だけができる表現というものにチャレンジしたくなるというかやってみたいと感じてしまう。
それはきっとデザインを楽しむという自分の根底にあるのだと思っています!
みなさまに少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!